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NEWS

●YouTube「三原昌平」チャンネル創設

去年の台風に今年はコロナ。予定は崩壊し、方向転換、YouTubeに「三原昌平」チャン
ネルを創設しました。スライドショーが中心ですが、オリジナル動画も交えてます。
「三原昌平デザイン半世紀」に続き、2020年中に6本をアップ予定です。
バラエティーに富んだ内容と美しい音楽。ぜひ「三原昌平」で検索して下さい。




謹賀新年 令和2年元旦

昨年はとにかく若い世代が躍進、台頭してきた年だった。
スポーツから社会問題、環境に至るまで、ヤング層の斬新さムは際立っていたと思う。
特に環境問題のグレタさん、たった一人の座り込みデモが世界的な共感を呼び、一躍、
時の人となった。
世の中の仕組みや道徳に従う事だけを善と考えてはいけないのではないか。
まず、疑問を感じ取り、その客観性を理解し、それに対して行動すること。
若者にの特権であり、義務ですらあると思う。
疑問から目を背けて功利的に生きてはならない。
それが全て、集約させていたのがグレタさんだった。
余計なかんぐりや中傷むむは止めるべきだ。
そんなことより、些細なことから行動を改め、古い常識を改めよう。
年寄りも、年寄りだからこそ新しい事を理解して、チャレンジしようと思う。

皆さんにとって、良き一年でありますよう、、。




「三原昌平デザイン半世紀」youtubeにアップしました。

来年(2020年)は社会人になって50年。つまり半世紀。
記念にyoutube に動画+スライドショーを編集して仮アップロードしました。 スマホ版なので、パソコンやタブレットで見ると粗いです。ご容赦のほどお願いします。 年内にはHD版をアップ予定です。 . .



●台風被害
9月の15 号と10月の19号、とりわけ15号はこれまでの人生で経験したことのないよう
な猛烈な強風雨で、まる3時間、台風というより巨大竜巻の中にいるような恐怖を感じた。 報道されている通り、ここ山武市でも倒木が多く、写真のように捻れて折れている箇所も多数で、 周辺一帯の停電に繋がった。4日で復旧というアナウスは嘘で、最終的に、この地区は12日間 も通電しない状態が続き、スーパーなどの小売業に大きな影響が出た。 一筋の光明を与えてくれたのはコンビニで、中でもセブンイレブンは2日目の午前にはオープン して、客が殺到した。携帯も不通だったので、同店のWiFiが救世主となったのも有り難い事 だった。東電や地区ごとの行政より、そのシステムややる気、責任感の強さを感じさせ、コンビ ニの持っているポテンシャルの高さを示したものと思っている。 個人的に支障は、12日間の停電でノートパソコン3台の内の一台が立ち上がらなくなり、これ がアップデート専用だったため、ホームページの更新が出来なかった。 スマホ(iPhone)から更新しているミニコラムは停電中も何とか継続出来たし、インスタ も同様、エラーは出たものの回復した。 効率を上げ、出来るだけスマホ一本で作業出来るように計って来たが、パソコンの充電には対応 して来なかったので、痛い所をつかれた印象となった。 19号の被害は千葉県は少なかったが、それでもダメージがあり、近隣の小売業を始めとする業 者の廃業が目立ち始めている。日本全体としても消費税アップの直後だっただけに、この先の影 響が懸念される。 亡くなった方々、被害にあわれた人達に心よりお見舞い申し上げます。

●訃報−8月12日

勝井三雄先生逝去
グラフィックデザイナー(1931-2019)

1931-東京都出身。
1955-東京教育大学教育学部芸術学科卒業 56年専攻科修了
1956-味の素入社
1961-勝井三雄デザイン事務所設立
1965-ペルソナ展参加
1995-毎日デザイン賞
1996-勝見勝省 他受賞多数
東京造形大学助教授、武蔵野美術大学教授、
日本グラフィックデザイナー協会理事長などを歴任
「現代デザイン事典」(平凡社)監修などでも高く評価された。

個人的には、東京造形大学の入試試験(1966)の面接官として初めてお会いした。
質問されたこと、答えた内容も鮮明に覚えている。(試験会場は桑沢デザイン研究所だった)
というか、ろくに美大受験勉強をしていなかった自分にとって、実技試験は、その現実を直視
する最初の経験であり、他の受験生のレベルを見て、正直「これは受からない」と直感した。
ところが、合格発表を見に行くと何と!合格していた!えぇぇぇぇぇ〜!!!
冷静になって考えると面接で拾われたとしか考えられなかった。勝井先生はその時から、私の
恩人であり続けていた。

勝井先生とのニアミス。
1996年だったと記憶する。アップルがいよいよ本格的にDTPに打って出る催しがあり、その
時に呼ばれた数名のデザイナーに勝井先生と私が入っていた。勿論、造形大の面接の話は出来
なかったが、短い会話を楽しんだ。
次は、先生が監修した某社の美術教科書、副読本のプロダクトデザイン事例として収録してい
ただいたこと。とても光栄だった。
私は65才になり、大学も退官した際に、それまでのお礼も意味も含めて「ご挨拶状」を出さ
せていただいた。返事は頂戴出来なかったが、私なりに最低限の礼儀は尽くしたと思っている。

最近、何かにつけてデザイン界の「権力」が話題になるが、故田中一光さんや勝井先生は、そ
の部分においては一線を画しておられたように思う。例えば、前述の教科書においては、ご自
身の作品は収録していない。読む人や、収録されたデザイナー諸氏に誤解や穿鑿をされないた
めの配慮だと思った。なかなか出来ないことである。
デザイナーとしての立派な人格。これからも語り継がれていく貴重な功績を残された。
心よりご冥福をお祈りします。ありかとうございました。
追加文はこちら
●訃報 2019年2月18日アレッサンドロ・メンディーニ氏逝去。
イタリアのラディカルデザイン運動の中心人物の一人でdomus誌編集長にも
抜擢(1980−85年)さとれ、世界に影響を放った。

2018年12月22日
ホームページのスタイルを一新しました。
●「2018福島県外在住功労者表彰」を受賞しました。2018年12月3日
福島県出身で経済、文化などの分野で功績が認められる人を対象に1971年に創設された
賞で、デザイン分野では初めての受賞となりました。
受賞式は12月3日、福島市の知事公社で行われ、知事、副知事2名、県議会議長、地元紙
社長2名、福島大学学長、文化財団理事長、二本松市長が参列され、表彰式、撮影会、昼食
会がもたれ、とても厳かな式典でした。

下段右から二人目

岡倉天心・柳 宗悦・三原昌平


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